2024.12.24
『旧HPより抜粋』
2014年5月9日、笑笑NET×Aが始動した。
初会合のあとの打ち上げで行った某居酒屋の名前を冠するこのプロジェクト。
だが、そんな『ノリで動き出した』かのような名称に続く、NET(Nursing care & Equipment & Technology)には、これから取り組む大きな課題が表現されていた。
そう、福祉・介護機器の導入である。
今更言うまでもなく、最近の福祉・介護業界では、よく耳にするキーワードであり、その必要性や将来性はすでに各所で語られている。しかし、移乗用リフト一つとってみても、「機器は導入したが、一部の職員しか使用していない」下手をすれば「使われない。ホコリをかぶっている。」といったことも珍しくない。少なくとも、三篠会ではそのような現実があることも認めねばならない。無論、他の法人や事業所では、上手な活用ができているところもある。
では、その差は何であろうか?
そこには、単純に機器の導入だけでなく、組織文化や人間の行動習慣といった、より本質的な問題が横たわっているのではないか。こうした問題にもメスを入れながら、福祉・介護機器の導入を検討→実施→定着までもっていこうとする取り組みが、この笑笑NET×Aというプロジェクトである。
付け加えるならば、福祉・介護機器の代表例としてよく言われる移乗リフトやボード、シートなどだけでなく、その他の様々な新技術や、この世にはまだ存在しない新しい機器アイデアまで考え、必要に応じて企業や研究機関とも連携しながら開発を進めようとする、非常に野心的なプロジェクトでもある。
この笑笑NET×Aは、法人の様々な事業分野や地域からメンバーが選ばれて運営する法人組織横断のプロジェクトであると同時に、ここにさらに、外部のアドバイザーとして、 アビリティーズケアネットの笠原氏(現三篠会)にも参画をいただくという、法人内外を巻き込んだ企画としてスタートした。
プロジェクト名の最後に「×A」とあるのは、まさに、アビリティ-ズとのコラボレーション(with AbiliTies)を表現したものでもある。
しかし,福祉・介護機器の活用と一言で言っても、その範囲はあまりに広く、どこから手をつけるべきか?
この議論だけでも喧々諤々となった。が、まず最初に取り組むこととなったのが、「ノーリフティングケア」であった。
(※【ノーリフティングケア】のページをご覧ください)
「ノーリフティングケア」を推進しつつ、その裏では別のプロジェクトが産声をあげた。
それが「オリジナル圧抜きグローブ製作プロジェクト」である。
序章に続く・・・
プロジェクト名の最後に「×A」とあるのは、まさに、アビリティ-ズとのコラボレーション(with AbiliTies)を表現したものでもある。
しかし,福祉・介護機器の活用と一言で言っても、その範囲はあまりに広く、どこから手をつけるべきか?
この議論だけでも喧々諤々となった。が、まず最初に取り組むこととなったのが、「ノーリフティングケア」であった。
(※【ノーリフティングケア】のページをご覧ください)
「ノーリフティングケア」を推進しつつ、その裏では別のプロジェクトが産声をあげた。
それが「オリジナル圧抜きグローブ製作プロジェクト」である。
序章に続く・・・