谷口 ニコ(特別養護老人ホーム鈴が峰　相談員）

私は昔から英語が好きで英語の先生になることを目指していました。しかし、大学4年生で就職活動を始めた時、単に英語が好きというだけでなく、人のために役に立ちたい、困っている方の悩みを聞いてあげたいという強い思いに気づきました。就職活動中に参加したイベントで、「利用者の方やそのご家族の思いや悩みを聞き解決の糸口を見つけていく相談員」という職種があることを知りました。それを知った時、「先生でなくても、人の悩みを聞き、サポートする仕事ができる」と思い、福祉の道に進むことを決意しました。

相談員の仕事は、相談を受けるだけではなく、運転や修理、業者との連絡など思っている以上に幅広い業務を含みます。例えば、ドアの建て付けが悪くなった場合には、ペンチを使って修理を行うなど、小さな修理も担当します。
色々な業務を通じて、それが全て自分の経験になっているのを感じることができ毎日楽しいと感じています。 もともと人と接するのが好きだったので、利用者の方々のお話を聞いたり、困っている事を解決に導く相談員ってすごい魅力的な仕事だなと改めて思います。

まだ知識や経験面で他の相談員さんより足りない部分もありますが、利用者の方々に不安を感じさせないためにも、しっかり話を聞き、確認を徹底するようにしています。
また、近くに何でも知っていて、聞いたらしっかり教えてくれる先輩がいるので、本当に勉強になっています。先輩に1つ質問すると、5つも10も広がる知識を教えていただけるので、とても心強いです。

失敗することは避けたいことですが、その失敗を受け入れ、カバーしてくれる環境があるのですごく働きやすいと感じています。失敗を次に繋げるためのサポートがあるので、恐れずいろんな事にチャレンジできています。本部での研修や施設内での研修も豊富にあり、未経験から入職しても不安なく安心して働けます。今後の目標は、まずは自分の仕事をしっかりこなせるようになることです。できるようになったら、バトミントン部を作りたいですね（笑）仕事だけでなく、楽しい活動も取り入れながら充実した毎日を送りたいと思います。